SCIENCE BEHIND THE SKILLs



東海ジャンクション道路工事の現場見学


見学MAP

気になるスポットをチェックしてみよう!

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スタート地点


8月28日に、国道247号線西知多道路付近の学外見学に参加しました。当日は朝10時頃に聚楽園駅に集合し、車で約10分の現地へ移動しました。集合場所では最初にヘルメットを装着し、見学における注意すべきことなどをの説明を受けました。さあこれから見学です!





謎の巨大容器!?

現地では、高速道路を建設するための切替道路建設工事が進められており、ショベルカーを用いて地面を掘削し、基礎部分の整備を行っていました。また、セメントと水を混ぜ合わせてセメントミルクというサラサラして細かい隙間に入って固まる液体を作り、地盤を固める作業も行われていました。サイロと呼ばれる巨大な容器の中にセメントの粉が入っていて、後ろのミキサーでセメントと水をかき混ぜて、ポンプを使って離れた場所にある重機へセメントミルクを送っていました。

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巨大なチェーンソーのような重機?


先端から伸びるムカデのようなチェーンソーのようなもので、深く掘り進みながら、最初のエリアで作っていたセメントミルクが、実はこのショベルカーを改造した機械から噴出されています。深さ約10mほどまで、掘り進めながらセメントミルクを混ぜていき、地盤を硬化させます。この場所は、後に車が通る道路になります。現在、車が走っている道路は走れなくなり、高速道路が出来る予定です。



重機(ショベルカー)の動いている様子(動画)

実際に重機が動いている様子がこちらです。思った以上に深く掘り進んでいます!

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コンクリートの壁!(擁壁設置作業)


高さ3.4mコンクリートの壁を設置していきます。





道路の下を通る側溝

普段、道路の下に何があるかなんて気にも留めませんが、雨降って水がなくなるのは道路に側溝があるからです。 側溝の内部は卵型になっているものもあり、この形状にすることで水の流れが速くなり、排水能力が高くなるそうです!





最新のAR技術を使って!


iPadを使った建設中の現場を完成後のイメージと現在の状態を重ね合わせる「ARによる疑似完成姿の体験」も見学させていただきました。建設業においてデジタル化が進んできていることが実感できました。

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ジャンクションへの裏道


現場から現場への距離が少し遠く、片側にはフェンスがありも片方には、ツル植物が広がっていました。遠くには高速道路を走る車の音が絶えず聞こえていました。普段、立ち入れない場所に入ることができ貴重な体験でした!





国道247号西知多道路(東海ジャンクション)

最後に国道247号西知多道路(東海ジャンクション)の説明を受けました。三重県および豊田市方面からのアクセス向上を目的とした整備が進められていました。これにより、知多地域へのアクセスが大幅に改善されるそうです。完成が楽しみです。

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完成予想図面


説明の際に見せていただいた完成予想図の図面になります。赤い部分が今後作られる部分です。





最後に

ジャンクションの見学後、スタート地点へ戻って記念撮影をしました。夏の暑い日差しの中で、大変でしたが普段みることのできない現場を間近で見ることが出来、大変勉強になりました。